紀元前二千二百年余昔、中国では秦の始皇帝が中国全土を統一した。そして、不老不死を願った。
方士徐福はその仙薬が「海中の三神山にあり」と上書して、東海に漕ぎ出したと司馬遷の「史記」に書かれている。
祝島の徐福伝説。徐福がきて、コッコーを見つけ、「これぞ、不老長生の仙果だ」といったとか。
そして、迎えの船が来るまで石で基盤を作り、それで遊びながら待っていたという、口承がある。
語り継がれていた、その幻の基盤が、尾根の聖地らしき所から見つかった。
環状列石、磐座、磐境、古代の埋葬石棺らしきも。

この基盤は”徐福伝説”探索の徒としては夢幻の証。

’こっこーと徐福さん’に関わりだして、耳にした基盤を求めて
山中をさ迷う事幾数年度か〜、
作り話〜、とあきらめながら、また出掛けてまた諦めた日々
帰り支度をしながら傍にあった6〜70センチの平な石に積ってた
枯葉の山を手袋で払い落としながらボンヤリ
このあたりのはずだがなぁ、はずなんだがと独り言。
ふと手元を見ると四角い網み目が・・・・。
なおも払い続けて、広がってきた方眼網模様に、思わず腰が浮いてました・
「アレ〜、ここにあった!。」

時は2004年5月12日でした。(橋部好明)





左上:刻絵・右上:基盤
左下:右下:謎の刻線・神代文字かも

解読が待たれる刻線
経塚 埋葬石棺 磐境
徐福が探し求めたという不老長寿の秘果:コッコー
コッコー:芽吹く(3月下旬) コッコー:新芽展開(4月上旬) コッコー:蕾膨らむ(4月中旬)
ようやく開花に:5月中旬 コッコー雌花:5月下旬 コッコーの結実:大豆粒位。
8月:大きくなりました コッコーの熟果 コッコーの根元